玄米食

昨年から玄米食やら米ぬか食やらやっておりますが、今一つどのように体に良いのかわかっておりませぬ。ちょっとググってみました。     2016.1.28

 

woodyjin_studioさん 2010/5/21  06:43:09

玄米はビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富です。栄養バランスに富んだ食材です。でも調理法に気をつける点がございます。玄米の諸説とあわせ美味しい玄米のレシピを紹介します。
 7年位前から数人で玄米食をはじめました。肉や魚介は殆ど摂らず少しの野菜や漬物そして味噌汁という粗食です。数年後のことですがみなさんやはり爪がくぼんだり、粗食なのに虫歯が出やすいというカルシュウム不足の症状や口内炎がやたら出たり貧血などの話題があがりました。私はそのようなことは一切ありませんでした。それは発芽玄米に替えていたからです。その時に発芽玄米を勧めてみたのですがやはり○○式の先生を信じるということでした。去年のことそのうちの2名が家に訪問し我が家の玄米を食し「なんでこんなに美味しいの?」その時発芽玄米について詳しく話し、その後直ぐ発芽玄米に切替えてそういった諸症状は収まったとのことでした。
玄米をそのまま炊飯し食べていても玄米の豊富な栄養素は吸収できず他の副食でビタミン、ミネラルを補給しないとミネラル不足などに陥ります。そんな補給をするのだったら玄米食の意味がありません。
これは玄米に限らず穀類全体(玄米、豆類、麦類や雑穀米、古代米など)にいえることです。胚芽部分に殆どの微量栄養素が含まれていますが、発芽時に備えフィチン酸がそれらの栄養素が変質しないようにブロックして守っており、玄米をそのまま炊いても栄養分がロックされたままで殆ど吸収されずに排出されてしまいます。このことを良くフィチン酸が体内のミネラルを排出してしまうと吹聴されていますが体内ミネラルではなく、玄米のミネラルと結合した状態なのでそのまま玄米中のミネラルを排出してしまう訳です。でも炊飯前に発芽環境に置いてやることにより胚芽中のフィターゼがフィチン酸を分解しロックが解除されその栄養分が丸々摂れることになります。良くフィチン酸が各種ミネラルの吸収疎外や体内ミネラルを排出するといわれますが分解されてしまうのでそういうことは一切ありません。


私の発芽玄米は豆が多く入っています。これに季節野菜タップリと味噌汁、漬物(自家製ヌカ漬け)が常食です。全て低GIで健康的です。
私の発芽玄米
①発芽玄米作り 9合の玄米をボールに空け水(温度管理なし)に浸し良くかき混ぜます。そして、そのまま夏場であれば1昼夜、冬場は2~3日浸漬します。ヌカ部分の醗酵や雑菌の繁殖で匂い洗っても匂いは取れませんがそのまま炊飯しても大丈夫です。
発芽させると発芽時に多くのギャバが消費されるため胚芽が膨らんだ程度で出来上がりです。
②発芽豆作り 小豆、大豆、黒豆、金時豆、ひよこ豆、白花豆を各0.5合ボールに空け良く洗い、1昼夜水に浸漬する。浸漬時はホコリ防止、と灰汁取りの目的でキッチンペーパーを浸しかぶせる。
③炊飯 玄米と豆、豆の漬け汁そしてティースプーン特盛りの塩を加え、水加減は豆、玄米とも充分水を吸っているので、玄米が丁度浸る程度にする。
④炊飯する。私は圧力鍋で炊いていますが他の方より普通の炊飯器でも美味しく炊けましたとお礼の返信を頂いています。
⑤炊き上がりを食べてもよし保存してもよしですが、出来るなら保温ジャーでの保存をお勧めします。私は業務用の保温ジャーを使用しており炊いた玄米をつぎ足して保温しています。1日玄米をよそう時に良く攪拌し空気を入れてやります。豆からの酵素が活性化し玄米が日を追うごとに濃褐色化していき酵素タップリの熱々で栄養満点の玄米がいつでもいただけます。何日保温しても全く腐ることはありません。